RAID(md)関連RAID6デバイス作成例$ sudo mdadm --verbose --create /dev/md3 --level=raid6 --raid-devices=4 /dev/sd[cdef]1 スッと終わるので様子を確認します。 $ cat /proc/mdstat Personalities : [linear] [multipath] [raid0] [raid1] [raid6] [raid5] [raid4] [raid10] md3 : active raid6 sdf1[3] sde1[2] sdd1[1] sdc1[0] 5860268032 blocks super 1.2 level 6, 512k chunk, algorithm 2 [4/4] [UUUU] [>....................] resync = 0.5% (17578916/2930134016) finish=237.6min speed=204288K/sec resyncが終わるまでおとなしく待ちましょう。 RAID6デバイス追加例partedで地道にやる $ sudo parted /dev/sdg mklabel gpt print ディスクの情報が見えるようになる ※類似デバイスの情報をprintしてmkpartする set 1 raid on print 大丈夫ならquitする $ sudo mdadm --manage /dev/md3 --add /dev/sdg1 $ cat /proc/mdstat recoverがはじまったらあとは待つ RAID6デバイス追加例(コピー)sdgというディスクが新規に増えた場合のやり方(※このやり方では途中で再起動を必要とするのでgdiskやpartedを使った方がよいかもしれない) $ sudo sgdisk /dev/sda -p -i 1 $ sudo sgdisk /dev/sdg -p -i 1 /dev/sda と /dev/sdg のパーティション情報を確認し、/dev/sdgを消去してよいことを確認する。 実行すると確認無しにパーティションの内容が完全に消去されるので注意して実行すること $ sudo sgdisk -Z /dev/sdg パーティション情報をコピーする。 $ sudo sgdisk -R=/dev/sdg /dev/sda 固有IDまでコピーされているのでユニークなものに変更する。 $ sudo sgdisk -G /dev/sdg 無事に完了したかどうかを確認する。 $ sudo sgdisk /dev/sda -p -i 1 $ sudo sgdisk /dev/sdg -p -i 1 disk typeを fd00 になっているか、既存の他のディスクのパーティションサイズと合っているか確認する。 ※ここで再起動するまでkernelに認識されず反映されない可能性がある。lsblkで確認する。 次に作成したパーティションをRAID管理下に追加する。 $ sudo mdadm --manage /dev/md3 --add /dev/sdg1 $ cat /proc/mdstat スペアディスクとして追加されてるハズなので、radi-devicesを増やせばRAID6の操作は完了。 $ sudo mdadm --grow /dev/md3 --raid-devices=7 $ cat /proc/mdstat reshapeがはじまる。それなりに時間がかかる(下記の場合だと1303分≒21.7時間)ので座して待つ。 md3 : active raid6 sdg1[8] sdd1[1] sdc1[0] sde1[2] sda1[7] sdb[5] sdf[6] 11720536064 blocks super 1.2 level 6, 512k chunk, algorithm 2 [7/7] [UUUUUUU] [>....................] reshape = 1.3% (39886848/2930134016) finish=1303.9min speed=36941K/sec LVMを利用している場合はこのあとPV(Physical Volume)を増加させる必要がある。 $ sudo pvresize /dev/md3 更にVGを増やしてLVを増やしてresize2fsをして……みたいな手順があるがその辺の手順についてはRAIDとは関係ないので Linux/LVM を参照。 詳細表示$ sudo mdadm --detail /dev/md3 Raid LevelやUUIDをここから確認できます。 EFIの場合に/bootをRAID1化する方法※ここでは新規ディスクを /dev/sdX として記載する。 EFIの場合はルートディスクのパーティション構成が異なり、 /dev/sdX1 <- /boot/efi, vfat /dev/sdX2 <- /boot, ext2 /dev/sdX3 <- / (root volume) など のように、EFIパーティションが先頭にでき /boot が /dev/sdX2 になるので充分注意すること(一般的には /dev/sdX1 なのでその前提で記載されている場合が多い)。 まずはRAID1パーティションを作成する。まだ1台しか存在しない状態で作成するので missing を付与する。 $ sudo mdadm --verbose --create /dev/md1 --level=raid1 --raid-devices=2 /dev/sdX2 missing $ cat /proc/mdstat md1が存在していることを確認する。 次に、事前にEFIパーティション(通常 /dev/sdX2 )をマウントしておいた上で、grub-install、およびupdate-grubを行う。 grub-installを行う。 このコマンドは起動する可能性がある全てのHDDに対して行う。 $ sudo grub-install --efi-directory=/boot/efi --target=x86_64-efi /dev/sdX 終わったら /boot をマウントする。 /etc/fstab の編集が終わっていることが前提。 ※2重マウントに注意すること。 http://wiki.bit-hive.com/north/pg/vfsmount%A4%CE%A5%EA%A5%B9%A5%C8%B4%C9%CD%FD%A4%CE%B8%A1%BE%DA(%A4%BD%A4%CE2) $ mount /boot/ 一通り終わったら update-grub を実施しておく。 $ sudo update-grub initramfs-toolsのraid1を有効化(または追記)する。 $ sudo vi /etc/initramfs-tools/modules update-initramfsする。念のためupdate-grubもしたほうが良いかも。 $ sudo update-initramfs -k all -u $ sudo update-grub 参考サイト
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