LVMのこと※以下、見るだけのコマンドも含めroot権限(もしくはsudo)必須 ※単位に関する注意
ディスク割り当てまずはパーティション作成します。詳細はparted参照のこと。2TB以下のディスクならfdiskでもよい。 物理ボリューム物理ディスクのうちLVMで使う領域を指定する。
ボリュームグループ物理ボリュームをまとめてグループ化する。
論理ボリュームボリュームグループの中でパーティションを作る。
たとえば % sudo lvcreate -L 850G -n share vg01 ってすると、/dev/vg01/shareっていうデバイスファイルができる。こいつを指定してファイルシステムを作成してマウントすれば850GBの領域が使えるようになる。 % sudo mkfs.ext4 /dev/vg01/share % sudo mount /dev/vg01/share /hogefuga % df -h あとは/etc/fstabにでも追加してやればおk 拡大する% sudo lvresize -L +1t /dev/mapper/hoge-fuga で論理ボリュームが拡大されるのでvgsとかで空き容量が減ったのが確認できる。 % sudo resize2fs /dev/mapper/hoge-fuga で実際に使えるようになる。dfなどで見えるようになる。ext2onlineじゃないとダメダヨという書き方をしているサイトもあるが、現在はresize2fsがオンラインのままで利用できるためext2onlineコマンドが存在しない事がある。 移動するvg01に/dev/sdd1を追加 % sudo vgextend vg01 /dev/sdb1 Volume group "vg01" successfully extended % sudo pvs PV VG Fmt Attr PSize PFree /dev/sdb1 vg01 lvm2 a- 1.82t 1.82t /dev/sdc1 vg01 lvm2 a- 1.82t 0 /dev/sdd1 vg01 lvm2 a- 1.82t 46.02g 空きがある/dev/sdb1に、ヤバげな/dev/sdd1を移動する。 % sudo pvmove /dev/sdd1 /dev/sdb1 その他物理HDDのマウントポイントが変わった場合でも正しく認識される(ディスクのシリアルを見てる)。たとえばUSB-HDDで運用している場合、中身だけ別の箱に移し替えて接続するとマウントポイントが /dev/sdb→/dev/sdd のように変わったりするが、pvdisplayで見るとマウントポイントが変わっただけで問題なく認識されていた。 その代わり、ディスク故障などで中身を他のディスクに移し替えたい場合はddなどでコピーしてもうまく行かない模様。pvmoveでやるほかない。 参考Linux-DBシステム 構築/運用入門
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