blogって何よ?お試しページ

はじめに

お読み頂いてありがとうございます。

この本は、最近流行と言われている「blog」について考えてみよう、というのが趣旨です。そもそも、blogって何なんですか?日記なの?ニュースサイトなの?blogっていうCGIがあるの?食べれる?おいしい?

というあたりをまとめてスッキリ、させようというのがこの本の趣旨。「お、なんか面白そう?」と思った立ち読みのアナタ、せっかくだから買っちゃいましょうよー。目の前のお兄さんが待ってますよ。とか書くと急に買うのが恥ずかしくなっちゃうんだよな。まあゆっくり品定めしてくださいな。

単にblogの定義を探るだけじゃつまらないので、blogと個人ニュースサイトの関係とか、blogツールとか、いろいろ語っていくつもりです。もちろんこのへんの業界は動きが激しいので、あくまで「2004年末の状態では」こういうものなんだ、と思って頂ければ。動きが激しいからこそ、その流れの一部分を切り取ってみて後で見返してみるのも面白いかと思います。

で、blogって何なのよ?

Phase 1 : blogのキホン

さて、開始早々ですが「そもそもblogって何なの?」とお思いの方もいらっしゃることでしょう。そこで説明……できるわけないよな、それがこの章のテーマだもの。とりあえず、blog業界の説明から入ることにしましょうか。

日本のblog界が活気を帯びることとなったのは、niftyが「ココログ」(http://www.cocolog-nifty.com/)の開始を発表したのがきっかけと言っても過言ではないでしょう。nifty会員なら誰でも使えるこのサービスですが、ベースとなったのは海外の「TypePad」というサービス。このTypePadを提供しているSixApartという会社は、MovableTypeというblogツールを開発していることで有名です。

と、いきなりこんなことを語り出しても意味不明だよな。専門用語多すぎだし。

blogとは、Weblogの略。Web(インターネットとかホームページとか言う人もいるけど)上に毎日載せるlogの略でWeblogになり、それがさらに略されてblogになった。いまいち「log」という単語になじみがない人もいるかもしれないが、ニュースサイトとか日記サイトで過去のコンテンツに「過去ログ」という名前をつけているのを見かけませんか?それと同じです。

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